運動器的に痛みを感じた場合、筋肉が硬い・体が硬いなどと硬さ=悪と捉えがちになります。
実際、どうなのかというと痛みを感じている時に硬いといわれるカテゴリーに入る人が相対的に多いだけで
硬いことが絶対条件になっているわけではありません。
柔らかくても痛み調子が悪いことはあります。
過剰運動症候群といって関節が動きすぎて困っている人もいます。
この疾患は関節が柔らかいというよりは緩いと言ったほうが誤解すくなるかもしれません。
関節には参考可動域というものがあって、おおよそ動く範囲が決まっています。
この範囲より動かなければ硬い・それ以上に動けばやわかいとなりますが、
度を超えてしまえば関節自体の構成に異常があるかもしれません。
また、必要以上に動いてしまえば、関節周りの軟部組織が損傷することもあると思います。
この場合は、関節が動き過ぎないようにすることが大切になります。
なぜこのような事が起きるのか。
よくわかっていないが、遺伝因子・環境因子が関与していると考えられているようです。
□遺伝因子 浸透度の変動する弱い常染色体優性遺伝パターンが示されることもある。
□環境因子関節への局所的な微小外傷→過負荷+軟部組織損傷・痛覚過敏も関与する。
症状
関節周辺の不定愁訴から発症し、全身の複数の関節過可動から関節脱臼、亜脱臼、関節の変形へと進行することがある。
重症になる例はかなり少ないみたいです。
また、似たような疾患にマルファン症候群、エーラース-ダンロス症候群 III型などもあります。
まだ、分からないことが多く、見過ごされている場合も数多くあると推測されるので、
今後の研究に期待される部分が多いようです。