超高齢化社会に突入している現在では、高齢者でも凄く元気に動き回っている人から寝たきりの人まで
個人の差が大きいです。
年齢を重ねていくと体力は徐々に落ちていきます。
そこで問題に上がってくるのは、高齢者の転倒になります。
高齢者が転倒をすると骨折につながる可能性が若い年代と比較すれば高いのは広く知れ渡っていると思います。
骨折する部位が手など上半身(頭部・頚部は除く)であれば不幸中の幸いですが、下半身だと生命に関わってきます。
そこで転倒しないように慎重に歩くようになったりするのですが、
動きを観察するとこの慎重さが逆にあだになっている人も少なくありません。
たとえば、転倒すると大変なことが起きるかもしれないから、
歩いている時に足元を見すぎている・転倒の方向は前方だと思い混んでいることが代表的だと思います。
□足元を見すぎている 背中が丸くなり歩幅が狭くなっていくので、つま先が上がらず足を引きずるように歩くので
足先を物にひっかけやすくなっている。
□転倒の方向は前方だと思い混んでいる 転倒は前に倒れることを恐れて重心が体の後方にきてしまうので
後にひっくり返ってしまう。特に階段の上りでみられやすい。
このケースの場合、筋力不足が原因なのか。
個別性が強くなりますが、現場で確認している限りの例で言うと身体を支えるための最低限の筋力はあると感じています。
むしろ、問題になのは転倒への恐怖心からくる重心の悪さと自分の感覚と実際の状態のギャップが生み出した結果だと思います。
自分の感覚と実際の状態のギャップを無くす訓練を行うと筋力トレーニング行わなくても
動きに安定感が出てくるので、恐怖心が消えていく人が多いです。
だからこそ、早い段階から運動を継続してバランス感覚をやしなっていくこと大切だと思います。
また、体力が落ちる事は自然の摂理なので仕方のないことですが、日ごろの運動によって落ちていく体力のスピードゆるやかにすることは可能です。

















