日常生活やスポーツなどでケガをすることがあります。
ケガにもいろいろ種類があります。
□打撲 体の一部が強い衝撃を受けて、内出血や腫れが生じることがあります。
□捻挫 関節が無理な方向にひねられることで、靭帯や筋肉が損傷することがあります。
□骨折 骨が折れることで、痛みや腫れ、変形が生じます。
□筋肉損傷(肉離れ) 筋肉が過度に引き伸ばされたり、切れたりすることがあります。
□関節脱臼 関節が正常な位置からずれてしまうことです。
□擦り傷・切り傷 皮膚が擦れたり、切れたりして傷ができることです。
数日でなおるものから数ヶ月かかるものもあります。
誰でも、この中のいくつかは経験しているはずです。
経験している人が多いケガは軽症のことが多く、経験している人が少ないケガは重症になるケースが多いです。
ケガをしてしまうと治療をすることになります。
1度目の治療が終わったときに気になることは
□どのくらいで治る
□どのくらい動いていい
□どのくらいでスポーツに復帰できる
などがあります。
たいがいは治療期間とともに痛みも減少していきます。
痛みが減少するにしたがって、できる動きも増えてきます。
そうなるといつも通り生活をしていいのか。スポーツに復帰していいのか。気になってきます。
何を目安にするのか。
一番大切なことは痛めた組織が回復していることになります。
痛みがなくなったからといって組織が回復しているとは限らないからです。
組織が回復しているのかをチェックする方法は
圧痛の有無で確認をする。
圧痛がないことが最低条件になります。
基本的に圧痛を感じる時は完全復帰は避けたほうがいいです。
痛めた箇所を再度酷くするおそれがあるからです。
もうひとつ確認したいことは
組織の回復具合を画像で確認できるとなおいいと思います。
画像の確認はレントゲン・MRI・CT・超音波エコーなどで出来ます。
組織が回復をしていれば、痛みがあっても復帰をしたほうがいいケースが増えます。
ケガからの復帰は組織が回復している・圧痛がないことになります。
あとはその時の環境に左右されこともあるので、本人の意思を尊重しつつベターを探します。