モートン病について

歩く時に足裏が地面に着くと痛みやしびれる感覚してつらいと相談をうけることがあります。

そして、足にしびれというワードが出てくると腰の神経から症状がきているのかなと思う人は多いみたいです。

それだけ、腰の神経が原因で症状が出ていると言われている人が多いので認知度が高くなっているからです。

ただ足を地面に着いた時に症状が出る時は足自体で何かが起きていることのほうが多いと感じています。

痛みを感じている部分を触れて圧をかけた時に痛みが出る人はその部分に原因があることが多いです。

もちろん、手で圧をかけても何も起こらないが、立って体重がかかる時だけ痛みが出る人もいます。

このような症状が出る疾患のひとつにモートン病というものがあります。

モートン病とは、足趾(足の指のこと)の付け根に荷重が集中することで、足の2本の指にまたがって痛みやしびれが生じる病気です。

中腰の作業が長時間続いたりハイヒールを常用していると、足の付け根の関節(中足趾節関節)に常に負担がかかることになるため、神経が中足骨や周囲の靭帯と地面に圧迫されることでダメージが蓄積し、神経障害や痛み、しびれが発生します。

治療方法は足のアーチが崩れて扁平足(土踏まずが無い状態)になっている人はアーチを作っていく事で神経が圧迫しない状態を目指していきます。足裏の筋力が弱い事が考えられるので足の内在筋(母指球筋・小指球筋・足底方形筋・短趾屈筋・足の虫様筋・底側骨間筋)を鍛えていきます。鍛え方は足裏を床に付けた状態でグー・チョキ・パーを出来るようにします。そして、出来るようになってきたら甲出しの練習をすると必要な筋肉を鍛える事が出来ます。

症状のつらさを早く減少させるには、テーピングやサポーターを利用すると症状を軽減する足の形を維持しやすくなります。

利用しつづけることで症状が安定してつらさがなくなっていくこともあります。

 

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  1. 2024.12.18

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