腹式呼吸

生きていく上で欠かすことが出来ないことのひとつに息を吸って吐く。

すなわち呼吸があります。

誰に習うわけでもなく、また、病気にでもなっていないかぎり、無意識に呼吸は出来ています。

呼吸について考える機会は少ないかもしれないので、何気なくしている呼吸について知識をつけてみましょう。

呼吸で何をしているのかというと酸素を体内に取り込んで二酸化炭素を出すといったガス交換をしています。

呼吸に種類があり、深い呼吸と浅い呼吸があります。

□深い呼吸 体内に多くの酸素を取り入れることができて、二酸化炭素を効率的に排出することができます。深い呼吸をすると横隔膜が大きく動いて空気を肺全体に巡らせることできる。結果として血液中の酸素濃度が高くなり、体全体の酸素供給が改善される。

□浅い呼吸 短い呼吸になり、肺全体を使うことが出来ないので、酸素を十分に取り込めず二酸化炭素の排出も不十分になる。

一般的に深い呼吸はリラックス・浅い呼吸は緊張している状態になります。

ご自身の呼吸がどちらの傾向なのか。

チェックする方法は、

深呼吸をして、体内にできるだけ空気を吸い込み、ゆっくりと吐き出していきます。

息を吐きだしている時間を計ります。

この時に20秒以上吐き続けることが正常な呼吸の範囲いないといえます。

セルフチェックしてみましょう。

呼吸が浅いかもしれないと感じた時は呼吸方法で改善を目指していきます。

呼吸方法には腹式呼吸と胸式呼吸があります。

呼吸をするには肺が膨らんだり、縮んだりします。

しかし、肺のみで動くことは出来ないので周りの筋肉によって肺を動かすことになります。

□胸式呼吸 胸のまわりの筋肉を使う呼吸方法。

□腹式呼吸 横隔膜(おなか)を使う呼吸方法。

ほとんどの人が無意識にしている呼吸方法は胸式呼吸になります。

腹式呼吸は意識しないとなかなか出来ませんがリラックス効果や息を吸ったり吐いたりする訓練にもなります。

訓練の仕方は

鼻から大きく息を吸ってお腹を膨らませていく。

そして、お腹をへこませながら口から息を吐く。

これを繰り返します。

体もリラックスしやすくなり、体調がよくなるなどメリットを得ることができます。

 

 

 

 

 

 

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