肩こりって言葉は知らない人はいないのではないかというほど有名な言葉ではと思っています。しかし、肩こりとい言った時の症状の範囲は想像以上に広くて人によって全く違うことを表現していることがあります。
肩こりを整理していきましょう。
日本整形外科学会が記している肩こりを基準にすると話の食い違いは防ぐことが出来るのではと思います。どのように定義されているのか。
日本整形外科学会ホームページには症状が首すじ、首のつけ根から、肩から背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気が伴うことがあります。と出ています。肩こりに関係する筋肉はいくつもある中で僧帽筋が中心になっているとのことになります。
ざっくりと見ても肩こりでつらいと感じる場所は首から背中までの範囲で一般的に話している内容の場所と一致していると思います。問題は症状の感じ方になります。
ここで紹介した感じ方だけでも張る・凝る・痛む・頭痛・吐き気といったように様々な症状が入り乱れています。おそらくどれか1つだけ感じている人もいれば、複数を感じている人もいるでしょう。
肩こりを感じてしまう・症状を改善させる・予防をするといったように分けることが出来ますが基本的には筋肉を硬くさせずに柔らかい状態に保つとことがキーポイントになってきます。
筋肉が硬くなってしまうきっかけになるもの
□なで肩
□運動不足
□精神的ストレス
□長時間同じ姿勢を取ること
□首や背中が緊張するような姿勢での作業
など挙げられます。内容をみると体の構造的な視点でみたもの・筋肉自体に視点を向けたもの・体の機能に視点を向けたものに分けられます。この要素が絡み合った結果、肩こりの症状となります。
肩こり自体は命に直接関わることありません。しかし、肩こりと似たような症状でも重篤な疾患が隠れている場合もあるので、普段感じている肩こりのつらさと少しでも感覚違うと思ったら専門家に相談しましょう。