ランニング・マラソンでのケガ予防の概要

ランニング・マラソンで起きる可能性が高いケガを一通り紹介してきました。予防についても各項目でも記載してきましたが、ここではケガの予防のために必要と考えられる事をまとめていきます。

ランニング・マラソンは皆さんが知っている通り同じ動きを永遠に連続で繰り返して目的の距離を移動していきます。連続の動きをこれだけ続ける運動はなかなかありません。ということは身体を可能な限り効率よく動かしていかないと身体への負担が大きそうだなとイメージできるのではないでしょうか。

その為に必要な項目

□各関節の可動を高める 股関節・膝関節・足関節が下肢にある関節になります。この中で最も大きい筋肉が関与している関節は股関節になり走る上で重要になってきます。ここが上手く働いてくれないと膝・足関節で補うことになってしまいます。股関節を前後左右に動かせるようにしましょう。

□フォームを安定させる フォームで大切なことは力みのないことになります。無駄な力が入らないと肩関節と股関節の自由度の高い関節が連動して動きやすくなります。技術的なことは個々で変わってくるので話を絞るのことは難しいですが目線が足元になってしまわないように遠く見て走りましょう。

□筋肉の柔軟性を高める 筋肉が硬いと筋肉自体が伸びたり縮んだりしにくい状態になるので連続の瞬発的な動きに耐えられずケガにつながる恐れがでてきます。それを防ぐためにも日頃からのセルフケア・ウォームアップ・クールダウンはしっかりと行う。

□道具を有効活用する 主にシューズになると思います。靴ならなんでもいいわけではなく、走る距離やスピードにもよっても細かく変わってきますが最低限のクッション性は必要になります。シューズは消耗品なので使用しているうちにヘタってくるので可能なら2足用意をして履きまわすとシューズ自体も長持ちしやすくなります。購入する時はシューフィッターに足にあったものを相談できるとベストではないでしょうか。

概要的な話になりますが重要なことです。

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.11.23

    骨の知識②
  2. 2024.11.22

    骨の知識①
  3. 2024.11.21

    筋肉の役割
  4. 2024.11.20

    痛みは難しい
PAGE TOP