オノマトペで痛みを伝える

病院や整骨院・治療院など体の状態をよくするために利用する事があると思いますが、必ず行うことがあります。自分の体の状態を相手に伝えることです。相手に体の状態が伝わらなければ施しようがありません。

上手く伝えられる人や伝える事が苦手な人もいますが、流暢に話す事ができなくても、自分の感覚が伝わりさえすれば適切な対応を取ってもらえるはずです。日本語はそんな時に役立つ言葉が沢山あります。

例えば痛みを伝える時に「足首が痛い」と伝えてもどんな状態か想像しにくいと思います。しかし、表現方法を少し加えるとこのようになります。

□足首がズキズキする(痛い)

□足首がジンジンする(痛い)

□足首がピリピリする(痛い)

このように言葉を加えると痛いとだけよりも足首の状態が何となく想像できませんか。

ズキズキなどの表現方法をオノマトペいいます。聞いた事がないという人は擬音語・擬態語・擬声語といえばわかるのではないでしょうか。限りなく状況に合った表現になりやすいです。

特に日本語はオノマトペの種類が多いと言われています。理由は動詞の数が他の国に比べると少ないからではないかとかんがえられているようです。

オノマトペの効果は

□購買欲がアップ 商品をイメージしやすい サクサク・パリパリ・トロトロ・ピカピカ・ツルツルなど

□気持ちが伝わりやすい ワクワク・ドキドキ・デレデレなど

□脳が活性化されてやる気がでる オノマトペを用いて1日のスケージュールを想像したりするとモチベーションアップにつながるそうです。

世の中にはかなりの数のオノマトペが存在しています。この言葉のおもしろいところは字で書くとしっくりとくのもの・話すとしっくりもの・ひらがなが合うもの・カタカナが合うものと同じ音で表現しても使いどころで表現がはまる時・はまらない時もあります。

しかし、意識していなくても自然と使っていることが多い表現方法なので、ぜひ痛みを伝える時にも有効活用できるように普段からレパートリーを増やしましょう。

 

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