前回はオーバーユースによる痛みを繰り返さないための考え方について紹介しました。
スポーツで起きやすオーバーユースの痛みにはどのようものがあるのか。
□野球肩 不適切な動作や投げすぎによって起こる障害
□上腕骨内側上顆炎(テニス肘) テニスのバックハンドの繰り返しによって短橈側手根伸筋を痛める障害
□野球肘 不適切な動作や投げすぎによって起こる障害
□ばね指 指の腱鞘の刺激と炎症によって腱鞘内のスペースが狭くなロッキングや痛みがでる障害
□ジャンパー膝 ジャンプ動作の繰り返し(膝の曲げ伸ばし)によって、膝蓋骨と膝蓋腱(膝蓋靭帯)の接合部に大腿四頭筋の収縮筋力がかかり、筋の微笑断裂や変性が起こる障害
□腱鞘炎 骨と筋肉をつないでいる腱と腱を包んでいる腱鞘と呼ばれる組織に摩擦が起きることによって炎症がおきる障害。特に多く現われる箇所は手の親指の付け根になります。
□疲労骨折 骨に繰り返し外力が加わり骨の連続性が断たれてしまう状態 など
スポーツをはじめとする運動全般をしている人やしていた人はこれらの名前は聞いたことがあったり、実際にこの痛みを経験した人もいるかもしれません。
部位により名称は変わってきますが大きな括りで捉えるとオーバーユース症候群に当てはまります。身体の特定の部位に長期間に渡り負荷がかかり続けることによって生じ、筋肉・腱・骨・靭帯などをの障害になります。これらについては予防が可能だと考えられます。
プレーを上達していくために反復する練習やトレーニングは必要になります。体力に見合った動きの量にしなければなりません。仮に目指している動作が始めは適切に出来ていても、反復していくにうち体力的な限界を迎えたり、意識が細かい部分に向かなくなり、動作自体が適切でなくなってしまうと体を動かす時に構造的な部分で過度な負担がどこかにかかります。
そうならないように運動量・運動強度・休息など計画を組み、その日その日の体調と相談しながら進めていくとリスクを回避できます。
指導者や管理者の役割は大きいのではと思います。