膝が痛くて曲げられない②

前回は膝の痛みを出ている場所で予測される疾患を紹介してきました。その疾患のなかでも特に目にすることが多い変形性膝関節症になってしまった時の痛みを抑える方法などを中心に話を進めていきます。

膝を構成する骨が加齢と共に変形してしまうことが要因になっている変形性膝関節症は高齢者の割合が高い日本では罹患する確率の高い疾患になり、痛みを伴うことも多いので日常生活に不便を感じやすいです。

変形性膝関節症は軟骨がすりへってしまい関節の隙間がせまくなります。変形が進行していくと膝の曲げ伸ばしの時に骨と骨がぶつかってしまい周辺組織で炎症がおきてしまい痛みが出てしまうことが大半のケースになります。

主に痛みを感じる場所は膝の内側が多く、外側は多くはないです。

症状改善をする為には手術療法・保存療法があります。

考え方として、膝の変形が重度の場合は手術療法により人工関節にしてリハビリを頑張って行ったほうが痛みも改善され元気になっている人が多いように感じます。

膝の変形が軽度から中度の人は保存療法で対応できる事が増えてきます。

変形性膝関節症の場合、膝の内側に痛みが出る人が多いのは先ほども述べましたが、理由としては膝が変形することによりO脚気味になる人が圧倒的多く、移動する時に膝の内側に負荷をかけている人ほとんどです。

単純に膝の内側に負荷をかけないように動かすだけで大半の痛みは軽減します。負荷をかけないようにするためにはどうすうればいいか。個人個人で体の使い方が違ってくるので絶対的な方法はありませんが、比較的多い例としては膝を曲げる時に膝が内側に曲げてくる人(ニーイン)は膝を内側に曲がらないように工夫すると効果を感じることが出来る人多いです。

一般的には太ももの筋力アップや膝まわりの筋肉柔軟性のアップが予防や痛みの改善に必要と言われていますが、このふたつ方法では状態が変化しない事もたくさんあるので一度は専門家にみてもらいましょう。

 

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