夏の風物詩、甲子園大会も本日で全日程が終了し、8月もあと少しで終わりかと毎年おもいますが、野球に限らず、あらゆるスポーツに言えることですが一生懸命に情熱を注いでやっていたものが一区切りつくと急に無気力になったかのようにやる気がなくなってしまうことを「燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)」といいます。
この言葉自体は聞いたことがある人は多いかもしれませんが疾病に分類されることまで知っている人は少ないのではないでしょうか。
どんな時に起こるか。
ストレスのかかる職種や職場・一定期間に過度の緊張とストレス下に置かれると発生しやすくなると言われています。
特徴としては
□情緒的消耗感 仕事に対しての熱意や意欲が低下している状態の事
□脱人格化 それまでの人格が嘘のように周囲に対して攻撃的になったり思いやりのない態度を取ること
□個人的達成感の低下 仕事で得られていたはずの達成感の消失
仕事やスポーツを対象として考えるとイメージも湧きやすくなりますが、日常生活の一コマを取ってみても一生懸命に何かをやっている事は常にあります。いつ誰がなってもおかしくはないのが燃え尽き症候群なのではないでしょうか。
ただ、言葉を正確に使用すると
燃え尽き症候群は特に雇用や失業に関する現象を指し、他の分野では使用しない単語のようです。
なりやすい人の特徴
□何事にも手を抜かない
□周囲とのコミュニケーションも丁寧
□職場などで強い負担を抱えている人
などが挙げられます。
燃え尽き症候群とうつ病の違いは
□燃え尽き症候群「仕事に関する問題」に分類される
□うつ病は「気分障害」に分類される
予防方法は
□適度な運動 散歩や筋トレ・エクササイズなど行い気分転換を行う
□バランスのとれた食事 健康の保持増進のため主食・主菜・副菜を摂る
□睡眠 就寝前にカフェイン・スマホ・PCなど避けて質の良い睡眠と睡眠時間を確保する
□助けを求める 限界が来る前に誰かに相談や助けを求める。