健康を維持していく為には身体に対して適度な刺激を与え続けないといけません。
適度な刺激とは体を動かす事になります。動かしか方は有酸素運動と言われるウォーキングなどや自宅でも出来るストレッチや筋トレもあります。
その人の体力レベルによって出来る事には差があるので運動を行う量や時間は個人個人で変わってきますが、どんなに体力レベルが違うとしても共通して出来る事があります。
それが、継続し続けることになります。
体は動かして使っていないと体を動かす為の筋肉が衰えていきます。これに年齢は関係ありません。
例を挙げると骨折などのケガをしてギブスで固定をすると固定している部分の筋肉はあっと言う間に細くなっていきます。ここまでは年齢は関係ないのですが、細くなった筋肉を元に戻すには若い方が高齢の方より早いです。
年齢が高くなるほど筋肉量を維持する事は容易ではありません。
なぜなら、30代頃から筋肉量は徐々に減っていき年齢が高くなるにつれて減少幅は大きくなっていきます。単純に運動をしていても筋肉量はどこかのタイミングで減っていく人がほとんどになります。
この事を考えると運動は継続しなければならないと理解できると思います。
何もしていないと体は衰えるのみになっていきます。
その結果、筋肉量が減少し筋力や身体機能が低下してしまいサルコペニアと呼ばれる状態になってしまいます。
サルコペニアの状態に踏み入れてしまうとフレイルにはいってしまう可能性が高くなります。
フレイルとは虚弱を意味しています。疲れやすくなったり、体重の減少など日常生活を送るうえで体力が落ちたと感じる状態と考えるとイメージがしやすいでしょうか。
体を動かすことは遅すぎることはありません。健康的な体を維持するためにも運動が習慣化出来るようにがんばりましょう。
もちろん早いうちから運動習慣があると健康に生活できる期間いわゆる健康寿命が延びる可能性はより高くなります。