アンチエイジングと栄養③

食事や栄養についての話を続けていきます。

前回、食生活を見直しましょうという話からジャンクフードの量を少しずつ減らすことから始めて小さな成功体験を積み上げましょうといいました。

これは習慣に変化を与えて、継続していくために有効な手法となるはずです。

少しずつ変化をさせていくことに意味があります。

食事や栄養についての新しい情報が入ってくると試したくなる人がほとんどです。

たとえば、テレビでこの食品を食べると痩せる・体にいいと紹介されると翌日には店頭から商品が消えてしまいます。

このようなブームは一過性で終わってしまい継続する人は皆無といえます。

これも仕方のない部分もあると思います。

少なからず人は楽なほうへ向かうクセがあるからです。

また、違った視点でみると体に大きな変化を与えすぎていることで食生活の習慣を変えようとしたはずなのに

元の習慣に戻ってしまうことが少なくありません。

特に食生活の習慣は目に見える効果はあまりないので、実感する前にフェードアウトしてしまう。

体が変化に耐えられずフェードアウトしてしまう。

このふたつは大きな理由になります。

食生活の習慣を変える時に何を目安にするのか。

参考にするのは食生活の習慣を変え始めてからの期間になります。

おおよそ1〜3ヶ月は必要で、この根拠としては細胞が変わる周期になります。

最低限、この期間を過ぎるまでは継続しなければ体の変化はみられにくいと思います。

もし、みられたとしたら体質が変わったというよりは余分な水分が体内から排出された可能性が高いと考えられます。

ジャンクフードなどを主体に食事をしている人は、栄養学的に正しいとされる食事に変えると

はじめのころは、体が受けつけずに体にいいことをしているはずなのに体調を悪くする場合もあります。

理論をもとに行動することは大切ですがそれ以上に現実に起きていることは重要です。

現実に起きたをことを受け入れて対応することがアンチエイジングにつながると考えます。

 

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