首が痛い・肩がこるなどの辛く感じる症状があります。そんな時、整形外科でレントゲンを撮ったらストレートネックです。と言われる方が意外と多いとです。
ストレートネックは最近ではスマホ首と呼ばれたりします。
首の骨は頸椎と呼ばれます。この頸椎は7個あります。
ちなみに背骨は胸椎、腰の骨は腰椎と言い、骨の数は胸椎が12個・腰椎が5個になります。
頸椎・胸椎・腰椎を合わせて脊柱と呼びます。
正常な首の状態とストレートネックの違いとは、
通常は頸椎は右の図のように弯曲しますが、ストレートネックは左の図のように頸椎が真っすぐに並びます。頸椎に彎曲がある事で頭の重さを上手く分散できるので首にかかってく負担を軽減する事が可能になります。
人の頭の重さは体重の約10%とあると言われています。ストレートネックではこの重さがどこにも分散されることなく首まわりの筋肉に負担をかけてきます。
首まわりの筋肉に負担がかかると筋肉が硬くなり様々な不調が出てきやすくなります。
上記の図を見ると首から腰までが丸い感じになってしまいます。首・背中・腰の筋肉が硬くなりそうなイメージが湧くのではないでしょうか。
結果として頭痛や肩こり・腰痛などを引き起こす要因になります。
予防をする為に何をすればよいのか。
スマホやパソコンを行う時の姿勢を気を付ける事が一番手に来ると思います。どちらも画面の位置を高くして、下を向く姿勢にならないように工夫出来ればベストですが、無理なケースも沢山あるとおもいます。そのような時は作業をしている途中でみぞおちのあたりを前に突き出すような姿勢を作ってみましょう。
正確にできると目線が自然と上がってくると思います。いわゆる背筋を伸ばした姿勢に変わってきます。同じ姿勢を長時間続けないだけでも予防につながります。
この時に気を付ける事はみぞおちを突き出しているつもりが腰を反ってしまう事です。
うまく出来ない場合は出来る人に教えてもらい少し練習が必要になります。