指にボールがぶつかった・ドアにぶつけた時は突き指した。指をケガしたという認識になる方は多くいると思います。
突き指は小学生から大人まで知っている代表的な手の痛みです。
指や手は意識していなくても日常生活で相当使っています。痛めると実感できます出来れば知らない方が幸せです。
しかし、使いすぎてしまう事で引き起こしてしまう症状も多いのでどのような痛み方があるのか。紹介していきます。
□ばね指 中年女性に多い疾患になり、指を曲げた時に元に戻そうとしても曲がったまま自力で伸ばせない。逆の手を 使えば戻せるが痛みが強いと戻す事も大変。
□ドケルバン病 女性に多い疾患になります。親指や手首を動かすと鋭い痛みを感じます。
□へバーデン結節 60代以降の女性に多い疾患になります。指の第一関節が肥大・変形している最中に動かすと痛みを感じます。テーピングなどでサポートすると痛みが軽減します。痛み自体は時間の経過と共に消失しますが変形は残ってしまいます。
□関節リウマチ 指の第二関節が好発部位になり、多くは両方の関節に痛みが出ます。まれに片方だけの事もあります。
□デュピュートレン拘縮 男性に多い疾患になります。手のひらの腱膜が肥厚してしまい薬指と小指を伸ばせなくなってしまう。多くは遺伝的な事と考えらますが、手をつくなど外傷性でも起こる事がある。
手や指の疾患は不思議と女性の方がなりやすいようです。使い過ぎている事でなると言われていますが、実際は女性と男性の身体の違いが大きく影響していると考えられます。
ばね指・ドケルバン病・へバーデン結節については前腕の硬くなっている筋肉を自分でほぐしてみると楽になる事もあるので試して見る価値はあると思います。
痛みが強くてつらい時は症状に合わせたサポーターも沢山出ているので、利用する事もいいと思います。
または伸縮テープの使い方を覚えて使用する方法もあります。