むち打ち症と交通事故

むち打ち症は交通事故に合ってしまい首に痛みやめまい・吐き気などの症状がある時の通称になります。

こう呼ばれる背景には追突や衝突などの交通事故によってヘッドレスがなかった時代に首がむちみたいにしなった事によっていきた頚部外傷の局所症状の総称になります。医学的な傷病名ではありません。

傷病名としては「外傷性頚部症候群」「神経根症」「脊髄損傷」などになります。

交通事故のほかにもライブで頭を振ったり、スキーやスノーボードなどでの転倒でもむち打ち症の症状は出てきます。

□外傷性頚部症候群 長期にわたり頚部痛・肩こり・頭痛・手のしびれなどの症状がありますが、レントゲンで骨への異常は見つかりません。基本的な治療として安静状態を3週前後保ちその後は積極的に動かしていく。安静状態を長く保ちすぎると痛みの長期化に繋がりやすくなります。

□神経根症 肩から腕にかけて痛みやしびれが出ます。痛みの度合いは軽く感じる方〜耐えがたい痛みの方まで幅が広いです。病態として脊髄から出てくる神経根が圧迫されることで症状につながります。上を向いたりすると神経根の圧迫が増強され症状が強くなります。

□脊髄損傷 脊髄を損傷してしまうと完全麻痺か不全麻痺になってしまいます。損傷した場所から下の神経に麻痺がでます。

むち打ち症と言っても病態によって症状も似通っている部分から別の症状を呈することもあります。病態に合わせた治療を行っていかなければなりません。

交通事故に由来するむち打ち症の場合は痛みの大小に関係なく。

まずは整形外科を受診して頂きます。しっかりとした診断をしてもらいましょう。

通院については整骨院を利用する事も可能です。その際は整形外科の先生に相談をし保険会社にも連絡をしましょう。

症状が軽快していく目安になる期間はやく3ヶ月間になります。

 

 

 

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