身体を普段通りに自由に動かせているとありがたみも感じませんが、
少しでも体に痛みが出た途端にいつもと同じことができなくなって不自由を感じ出したりします。
例えば、足首を捻った・物を持つと肘が痛む・肩が上げられない・ギックリ腰になった・寝違えた・指を切ったなど
言い出したらキリがないのですが、ここで出てきたもので「分かる」ってなるものあるのではないでしょうか。
こういった事で不便に感じるなら生活の質が低くなったと言えます。
ただ、痛みが出たとしても治ってしまえば問題ありません。
これが体力が落ちてきて思うように身体を動かすことができないとなったら、身体を強くしていかないといけないので、元に戻すのは簡単ではありません。
だからといって放置してしまえば、体力の低下は防げないので、どんどん動けなくなる悪循環に陥って生活の質は低くなります。
生活の質を高いとはどのような状態を指すのか。
一般的には健康面で考えると単に病気を防ぐだけでなく、日常の活動性、幸福感、自己実現を高めること言います。
そのためには生活習慣が大切になることは言うまでもありません。
科学的データと合わせて紹介すると
□身体的健康の維持・向上運動習慣の確立 WHOは週150分以上の中強度有酸気運動を推奨しており、これにより心血管疾患リスクが30%低下し、筋力・柔軟性が向上します。歩行や筋トレはADL(日常生活動作)の自立を保ち、転倒予防にもつながります。
□栄養バランスの改善 地中海式食事(野菜・魚・オリーブオイル中心)は、認知機能低下リスクを25%低減(Lancet Neurol, 2019)。肥満や糖尿病予防により、慢性疼痛や疲労感が減少し、活動的な生活が可能に。
□睡眠の質の向上 7〜9時間の良質睡眠は、免疫力強化、うつリスク低減に直結。睡眠不足は認知症リスクを1.5倍に高めます(Sleep, 2020)。
このようなことが分かっているようです。
いかに健康へ時間を割りてるか。
意識で変わっていくと思います。

















