打撲について

太ももを触ったら「なんか痛いな」

太ももを見てみるとあざができているといった経験がある人は少なくないのではと思います。

気が付かないうちにぶつけているとケースがほとんどだと思うので、これは打撲だろうと予測できます。

スポーツや日常生活で起こりやすいケガなので打撲について知識を整理していきましょう。

打撲とは体に外力が加わることで軟部組織がが圧迫されたり損傷したりする状態になります。

皮膚が破れていないことが条件に入ります。

打撲の主な症状

□腫れ 損傷した組織に血液や体液が溜まることで、打撲部位が腫れることがあります。

□内出血(あざ) 皮膚の下で毛細血管が破れて血液が溜まり、青や紫のあざができます。

□熱感や圧痛 打撲部位を押すと痛みが強まったり、温かく感じたりします。

□動きの制限 筋肉や関節周辺の打撲では、動かすと痛みが強まり、可動域が制限されることがあります。

重度の場合は、骨折や靭帯損傷、コンパートメント症候群(筋肉内の圧力上昇による血流障害)などの合併症が起こる可能性もあるので、この点については注意が必要になります。

主な原因は

□衝突 スポーツ中の接触や、家具や壁にぶつかること。

□転倒 地面に強く打ち付けることで発生。

□圧迫 重い物に挟まれたり、強く押されたりする場合。

□繰り返しの衝撃 長時間の圧迫や軽い衝撃が繰り返されることで、徐々に組織が損傷することもあります。

打撲の対処法

□安静(Rest) 打撲部位をできるだけ動かさず、負担をかけないようにします。

□冷却(Ice) 受傷直後、氷や保冷剤をタオルで包んで10~20分間患部に当てます。これにより腫れや内出血を抑えます。1時間ごとに繰り返すと効果的です。

□圧迫(Compression) 弾性包帯で軽く圧迫し、腫れを抑えます。ただし、強く締めすぎないよう注意が必要です。

□挙上(Elevation) 可能であれば、患部を心臓より高くすることで血流を抑え、腫れを軽減します。

おおむね1〜2週間くらいで回復していくこと多いです。

しかし、重度の打撲ではコンパートメント症候群・脂肪塞栓症候群・内臓損傷など疑う場合もあるので、

まずは専門家に相談して落ち着いて回復につとめることをおすすめします。

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