手段が目的にならないようにする

健康関連の情報を調べるとダイエットについての情報は時代に関係なく人気があるようです。

季節もあまり関係なさそうですが夏前の時季になるとダイエット関連の広告が目に付くようになります。

多くの人にとって美は永遠の課題なのかもしれません。

ダイエットの本来の意味は、食事を制限したり、運動を取り入れたりして体重を減らすこと、

または健康的な生活習慣を維持するための食事や生活の管理を指します。

元々はギリシャ語の「diaita(生活様式)」に由来し、単なる減量だけでなく、バランスの取れた食事や健康増進を目的としたライフスタイルの改善になります。

文脈によっては、特定の食事法(例:ケトダイエット、ビーガンダイエット)や短期的な減量計画を指すこともあります。

しかし、一般的な認識としてダイエットというと体重を減らすことが前面に出てしまっている感じが強くなり

本来の目的を失っている人も少なくありません。

体重を減らしたい理由は、見た目を良くしたい・生活習慣を変えたいなど減量した先にあるものを

実現するための手段にすぎないはずなのに、いつのまにか減量が目的になっている人が多いように感じます。

たとえば見た目をよくしたいと思った時に、本当に体重を減らすことがベストなのか。

運動をして筋肉をつけたほうが見た目がキレイになったり、カッコよくなったりするかもしれません。

その結果、筋肉量が増えることで体重が増えているということも起こります。

いわゆるダイエットをしようと思った時の目的を見失わないようにしないと

手段が目的に変わってしまうことは少なくありません。

ここは気をつけるべき点になります。

また、純粋に体重を減らしたいと思っている時は、

適切な方法である程度時間をかけていけば体重は減少していきます。

しかし、短い期間で一定以上の体重を減らすことは現実的ではなく、

もし、目方が減ったとしても、それは減量になるので一時的なものになります。

どちらにしても、目的に向けて適切な方法を継続することが大切になります。

 

 

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