膝に不具合を感じる時は痛みがメインになると思いますが、
膝がグラグラして足全体に力が伝わらずに立っていることが不安定になる人もいます。
このような時に考えられるのは膝を構成している骨と骨をつないでいる靭帯に損傷があります。
前十字靭帯損傷をする原因になることはスポーツなど体を動かしている時が多く
日常生活で気が付いたら損傷をすることはほとんどないので、損傷した瞬間は本人は分かってることがほとんどだと思います。
具体的な原因には以下あります。
□スポーツ中の急激な動き
急停止 走っていて急に止まる動作(例:サッカーやバスケットボール)
方向転換 素早く向きを変える動き(ピボット動作)
ジャンプの着地 ジャンプ後に膝を曲げた状態で着地する際、特に膝が内側に崩れるとリスクが高まります。 これらはバスケットボール、サッカー、スキー、バレーボールなどのスポーツでよく見られます。
□膝への直接的な衝撃
交通事故や転倒で膝に強い衝撃が加わると、前十字靭帯が損傷することがあります。
接触スポーツ(ラグビーやアメフトなど)で膝をぶつけられた場合も原因になります。
□膝の過伸展
膝が正常な範囲を超えて伸びてしまう(過伸展する)動きが加わると、前十字靭帯に過大なストレスがかかり、損傷する可能性があります。
前十字靭帯損傷をした場合は保存療法で完全回復をすることはほとんどありません。
理由は
□血流の少なさ ACLは他の組織(例えば筋肉や皮膚)に比べて血流が非常に少ないため、自己修復能力が低いです。靭帯が断裂すると、血流による栄養供給が不足し、自然に再生するのは困難です。
□損傷の程度 部分断裂の場合は多少の修復が期待できることもありますが、完全断裂の場合は両端が離れてしまい、自然にくっつくことはほぼありません。
前十字靭帯が修復されないまま放置されると、膝の不安定感が残り、将来的に以下のような問題が起こるリスクが高まります。
半月板損傷・軟骨の摩耗・変形性膝関節症の早期発症などありえます。
膝の調子がいまいちと感じている時は専門家に一度は相談しましょう。