膝に痛みなどがある時に膝のクッションが薄くなっていると言われることがあります。
膝のクッションとは何かというと半月板をさします。
半月板は膝の衝撃吸収・膝の安定性向上・荷重の分散などの役割を果たしています。
半月板に損傷があると以下の症状があらわれることがあります。
□痛み
特徴 膝の内側または外側に痛みを感じる(損傷した半月板の位置による)。
状況 膝を曲げたり伸ばしたりする時、歩く時、階段の上り下りで痛みが強まる。特に膝をひねる動作で鋭い痛みが走ることがあります。
軽度の場合 軽い不快感や違和感程度で済むことも。
腫れ(腫脹)
特徴 膝関節が腫れて膨らむ。
理由 損傷による炎症や関節液の増加(関節水腫)が原因。損傷直後に腫れる場合もあれば、数時間〜数日後に徐々に腫れる場合もあります。
□膝の引っかかり感やロック
特徴 膝が「引っかかる」「動かない」と感じる(ロッキング現象)。
理由: 月板の破れた部分が関節内で挟まり、膝の動きを制限する。完全に伸ばせない、曲げられない状態になることも。
□不安定感
特徴 膝がガクッと崩れるような感覚や、支えるのが不安定に感じる。
理由 半月板がクッションや安定性を保つ役割を果たせなくなるため。
□音がする
特徴 膝を動かすと「ポキッ」「ゴリッ」といった音がする(クリック音)。
理由 損傷した半月板が関節内で動くことで発生。必ずしも痛みを伴わない場合もあります。
□可動域の制限
特徴 膝を完全に曲げたり伸ばしたりするのが難しい。
理由 損傷部分が邪魔をするか、痛みや腫れで動きが制限されるため。
この中でも半月板損傷の特徴的なものはロッキングやクリック音になります。
このふたつのどちらかが認められるとMRIを撮影して、半月板の損傷具合を確認することが多いようです。
逆をいえばMRIを撮影すれば半月板に損傷が映るかもしれなくてもロッキングやクリック音がなければ
関節炎の要素が大きいと考えることが多いです。
あとは経過をみながらの判断していきます。