朝、目覚めた時にストレッチをして、体が動きやすくなってから起き上がる
寝る前にリラックスをするためにストレッチをする
運動後、体に疲労を残さないようストレッチをする
このような習慣を持っている人は少なくないようです。
たまたま、紹介した3つの事例はストレッチをする目的が同じではありません。
これはストレッチで得られる効果が複数あるからです。
□柔軟性向上 ストレッチを定期的に行うことで筋肉や関節の柔軟性が向上し、動きがスムーズになります。
□血行促進 ストレッチは筋肉の血行を促進し、酸素や栄養素が体の隅々まで届きやすくなります。
□リラックス効果 ストレッチは身体の緊張をほぐし、ストレスや疲労感を軽減します。
□ケガの予防 柔軟性が向上することで筋肉や関節の可動域が広がり、運動や日常生活でのケガのリスクが減少します。
□姿勢改善 ストレッチを続けることで姿勢が改善され、身体のバランスが整います。
このようなことがいわれ、はじめに紹介した例にも当てはまります。
ストレッチするにあたって、誰に教わったわけでもなく、YouTubeやTVなどで観たものを何となく見よう見まねで
行っている人も少なくありません。
このようなケースに当てはまる人と話をしていると筋肉が伸びている実感があまりなかったり
筋肉を伸ばしきれてなかったりすることが多いようです。
ストレッチは筋肉を伸ばした時に筋肉が縮む反応がでる手前までゆっくり伸ばして10秒くらいキープします。
筋肉を伸ばす基本的になることは筋肉の走行をイメージして、はしとはしを引き離していくと伸びている感じがでてきます。
どの筋肉でも同じように効かせることができるのはなくストレッチ向いている筋肉と向かない筋肉があります。
ストレッチに向いている筋肉は体の外側にある大きな筋肉になります。
そして、筋肉を伸ばす以外にも、目線や関節の動かし方によって効き具合が変わるので
専門家に一度チェックしてもらうと新たな発見があるかもしれません。