整骨院や治療院で施術をしているといろいろな要望があると思います。
痛みを改善したい人・姿勢を矯正したい人・痩せたい人などいます。
ここでは痛みの改善について話を進めていきます。
体に痛みを感じているとその痛みに対してはっきりと原因が分かっていなくても
もしかしたら、こんな事が原因になっているかもと何か理由をつけたくなる傾向が強いです。
なぜ、こんな話が出てくるのかというと実際にあった例を紹介します。
痛みを感じている場所は左右どちらかの脇腹あたりになります。
話を聞いても原因ははっきりとせず、もしかしたらぶつけたかもとか、荷物を持った時に捻ったかもなど
このような出来事があったかもあやしい理由をいいながら、
頭にハテナマークが出ていることあります。
確かに気が付かないうちにアザを作っていることもあるので、
記憶があいまいなことはあるのですが、脇腹あたりになれば気が付かないということもない場所だと思います。
痛みを感じていることは事実なのでいろいろな可能性を考えて痛みを改善するために原因になりそうなこと見つけ出そうとします。
はっきりとしたことはなかなか分からない時もあるのでカウンセリングから予測を立てて
その予測に基づいて施術を進めていきます。
施術で改善を見込むときは整形外科的な範囲で考えています。
しかし、本人の記憶もはっきりとしない脇腹あたりの痛みの場合は
帯状疱疹の可能性も本人に伝えます。
これは帯状疱疹の初期の症状のことが少なくないからです。
帯状疱疹の症状だと痛みや発疹・水ぶくれなどが見られることはかなり知られています。
しかし、本当に初期の場合は発疹などが出てくる前に痛みだけがあるということがあります。
皮膚にぶつぶつ出てきたら帯状疱疹の可能性が高くなるので病院を受診してくださいとアドバイスします。
帯状疱疹は整骨院で対応できる症状ではないので、このような行動を取ります。