体を健康な状態に保つためには、運動や食事が大切だと誰でも知っていると思います。
運動・食事といった大きなくくりで考えてしまうと何から手をつけていけばいいのかわからずに
結局、何もせずに時が経ってしまったなんて経験をしている人も少なくないと思います。
最終的に運動・食事に関するいろいろなことをやっていかなければなりませんが、
その中でも重要で取り入れやすいものから始めていくことがいいと思います。
今回はタンパク質について話を進めていきます。
タンパク質は体をつくる上で大切な栄養の三大栄養素のひとつになります。
三大栄養素はタンパク質・炭水化物・脂質のことをさし、体の基礎を構成する役割を担っています。
タンパク質は何をするのか。
□内臓と血液をつくる
□細胞を修復する
□ホルモンをつくる
□骨をつくる
□筋肉をつくる
□粘膜や肌をつくる
このようなことに関与しています。
これをみてもタンパク質は大切だと感じるのではないでしょうか。
タンパク質の摂り方は食事やプロテインからになります。
それならタンパク質をたくさん摂ればいいのかというとそうではありません。
たくさん体内に入れることはできますが、タンパク質を吸収できる量があるので吸収できなかった分は排出されます。
一日のタンパク質摂取の推奨量は、成人男性で約60g、成人女性で約50gとなっています。
これはあくまでも目安で個人差があります。
タンパク質を摂り過ぎている場合は、尿の色が濃くなる・尿やおならの臭いが強くなるなど変化がでます。
その日の体調なども影響するのでタンパク質の摂取量も日によって変化しても問題ありません。
タンパク質を意識して摂ることは大切ですが、
ここばかり気にしていると高カロリーな食事の傾向になりやすいのでこの点は気をつけるといいです。
今は低カロリー高タンパクの食品も多くあるので利用するのもいいでしょう。
また、食事で摂り切れない分はプロテインなど補助食品を利用してもいいと思います。