交通事故はどんなに気をつけていても避けられないこともあります。
ヒューマンエラーをゼロにすることは不可能なので、このことからも分かると思います。
交通事故に遭遇する割合はどれくらいなのか。
日本国内で年間での事故の件数は309178件になります。
交通事故に遭う確率は約0.2%、交通事故を起こす確率は約0.4%になっています。
約500人に1人が交通事故の被害者となり、約250人に1人が交通事故の加害者となっています。(2020年データ)
確率で考えれば、交通事故にあわない人が圧倒的に多いことがわかります。
そうすると周りにも交通事故にあった人がいない場合も少なくありません。
だから、交通事故にあった時に出やすい症状について紹介をしていきます。
交通事故にあうとケガを負う確率が高いです。
どんな症状が出てくるのか。
□痛み
□体のこわばり感
□筋肉の張りやコリ感
□シビレなどの感覚異常
□不定愁訴全般
などを訴えられる人が多いです。
事故の直後に症状がなくても当日から翌々日にかけて出現してくることも少なくありません。
ひとつの目安として事故で受傷してから72時間以内になります。
このような論文が参考にされているようです。
しかし、この期間を過ぎて症状らしきものが出てこないとはいえないので、
事故との因果関係は自己判断せずに医師に確認をとりましょう。
交通事故は突然襲いかかってくるので、交通事故にあった人の予定などは関係ありません。
ものすごく忙しい時期にかぶってしまうこともあります。
このタイミングで初期の症状がやや弱かったりすると
しばらくすれば治っていくだろうと考えて病院を受診せずに過ごしてしまう人もいます。
確かに症状が順調に治ってしまえばいいかもしれませんが、
症状が改善されずに時間だけが経ってしまい
事故発生から二週間を過ぎてしまうと事故とは関係のないものと判断されてしまうこともあるので
事故後は早めに受診をして体の状態をチェックしてもらいましょう。