産後のドケルバン病

出産をしたあとは、体にさまざまなトラブルが出たりします。

ここでいうトラブルとは体に起きる痛みとして話をすすめていきます。

特に初産のときはすべてが初めて経験になるので起きることに対して不安が出たりするので、

産後に起こりやすい痛みを整理します。

□後陣痛 出産後、子宮が元の大きさに戻るときの痛み。数日から1週間くらい続く。

□会陰切開の痛み 出産時に会陰切開をおこなったときは、その結合部の痛みがしばらく続くことがある。おおよそ1週間で落ち着く。しかし、違和感が1ヶ月くらい続くこともある。

□乳腺炎 授乳で乳腺が詰まって炎症を起こすことがある。また、乳房が腫れたり、発熱や痛みが出ることもある。

□腰痛 妊娠中の体形の変化や姿勢の変化、育児による負担で腰を痛めることがある。

□関節痛 ホルモンの変化や育児の負担で関節に痛みがでることがある。

□便秘・痔 ホルモンの変化や体の負担で便秘や痔が悪化することがある。

このようなことで悩みが多いようです。

整骨院や治療院で相談を受けるものは

腰痛や関節の痛みになります。

赤ちゃんを抱っこする機会が圧倒的に増えるので、1回だけなら体を効率よく使えなくても問題はありませんが、

何度も何度も体に負担をかける動作を繰り返してしまうと使い過ぎによる痛みが出てしまいます。

産後の使い過ぎによる痛みで多いのは特にドケルバン病になります。

一般的に腱鞘炎と呼ばれてる手首の親指側での痛みになります。

特に動かすと鋭い痛みがでるので抱っこすることが大変になってしまいます。

痛みが出た場合は安静にすることが回復させるために大切になります。

しかし、赤ちゃんを相手にして、手を安静にすることは不可能に近いので、サポーターやテープを活用して

手の負担を減らして痛みを抑えていくことが現実的な方法になります。

一番の予防方法は抱っこをする時に手首に頼らないことになります。

これをするだけで抱っこによる腱鞘炎は防げます。

 

 

 

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