手足口病

手足口病の話題がニュースで取り上げられています。

手足口病のイメージは子供がかかる病気で大人はあまり関係ないものと考える人も少ないと思います。

実際は大人もかかることがあり、重症化することもあるようです。

なんとなく知っているつもりだけれど、実はよく分かっていない部分もあると思います。

話題に上がった時が知識を整理するタイミングになるので手足口病についてまとめていきます。

手足口病は主に5歳以下の乳児にみられやすい病気になります。

流行時期があり、毎年5月頃より増加し始め、7月頃にかけてピークに達し、9~10月にかけて減っていきます。

症状は名前の通り手・足・口に発疹が現れます。発疹は他の部位に現れることもあります。

その他は発熱・咳・鼻水・嘔吐・下痢などの風邪症状があります。

治療方法は症状をやわらげるための対症療法になります。

これはウィルスに劇的に効果がある薬などがないからです。

症状が重くない場合は自宅で安静にして、体力の回復を待つことで症状は回復していきます。

どんな病気でも重症化しないということはありません。

意識障害や明らかにぐったりするような場合や嘔吐を繰り返す場合には、重篤な合併症を起こしている可能性がある。

このような時は病院を受診しましょう。

手足口病のの感染経路は接触感染と飛沫感染といわれています。

□接触感染 ウィルスが手などに付着して、そこを経由して感染。

□飛沫感染 咳やくしゃみに含まれるウイルスによって感染。

原因はウィルスになります。

ウィルスの種類も無数にあり、その中で主なウィルスになるのはエンテロウィルス・コクサッキーウィルスになります。

ウィルスは無数にあるので一度感染して治ったあとも、再び感染することがあります。

感染の確率を下げるためには、手洗いをして清潔な状態を保つようにしましょう。

それでもウィルスを完全にシャットアウトすることは不可能なので症状が出ないことも多いのが手足口病のウィルスでもあるので日ごろから基礎体力をつけることも大切です。

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