腰の痛みで悩んでいる人は多いですが、痛くなった時のきっかけがはっきりしているとたとえ痛みがあったとしても
その痛みを受け入れやすいので不安はある程度は少なくなります。
なかには、痛みのきっかけが分からないこともあります。
ただ、痛みを感じる動作や場面がはっきりしていると何が原因になっているのだろうと不安になりやすいです。
腰が痛くなるような理由が思い当たらない時に注意しておきたいのが高齢者の人は腰椎圧迫骨折・若い年代なら腰椎分離症があります。
ここでは腰椎圧迫骨折について紹介をしていきます。
腰椎圧迫骨折は通称「いつのまにか骨折」と呼ばれたりもします。
腰椎圧迫骨折は腰の骨に外力が加わり続けて骨がつぶれてしまうことで起こります。
通常はよほど強い外力がなければ起こりませんが、高齢者は骨粗しょう症がきっかけになること多く
この場合は骨が脆くなりすぎているので、通常はなんでもない刺激でも骨に悪影響もたらせてしまいます。
他の理由では病気などで骨が弱くなってしまい起こることもあります。
症状
□身長が低くなる
□患部を押すと、または叩くと痛みが出る
□起き上がる時、寝返りをする際に腰周辺が痛む
□じっとしていると痛まないものの動き出すと痛む
□腰や背中にこれまでには見られなかった違和感、痛みを感じる
などがあります。
しかし、「いつのまにか骨折」と呼ばれるように痛みが全くない人も多く、たまたまレントゲンを撮影した時に
圧迫骨折の形跡が残っていると分かることもあります。
治療方法
基本的に保存療法で行われます。
□安静に過ごす
□圧迫骨折をした部位をコルセットなどで固定する
患部に余計な刺激が入らないようして骨癒合をまちます。
潰れてしまった部分は骨が固まったからといって形が元に戻るわけではなく、潰れたまま落ち着きます。
コルセットで固定をしていても腰に負担がかからないよう重い物を持つなどは避けたとしても歩くなど体は動かすようにして運動機能の低下を防ぐことは大切です。