「コンディション」と言われたら、どんなことが頭に思い浮かびますか。
人によって変わると思いますが、スポーツ・体調・心身・髪・肌・建物・天気などいろいろあると思います。
コンディションの意味は状態・調子・条件をさします。対象は人の体・場所・天候になります。
コンディションの対象はひとつではありませんが、スポーツをする時のコンディションについて考えていきます。
この場合はコンディションよりコンディショニングと呼ぶようです。
スポーツのコンディショニングは競技などで最大限のパフォーマンスを発揮できるように心身の状態を良くすることになります。
パフォーマンスを上げていくには日ごろから訓練が必要になります。
本番の直前だけでどうにかなるものではありません。
具体的に何を訓練すればいいのか。
大きく分けると身体面・精神面・栄養面になります。
ここを細分化していくとやるべきことが具体的にみえてきます。
□体力 ここでいう体力は怪我をするリスクを限りなく減らすために筋力の向上・筋肉の柔軟性などのトレーニングを積んでいく。
□精神 精神的な健康の良し悪しはパフォーマンスに強く影響します。どんな状況でも、日ごろの成果を出し切れるようにメンタルトレーニングを行う。
□栄養 体を作り上げるには食事が必要になります。ただ、摂ればいいというものではないので栄養面をしっかりと考えて食事をする。
□理論 技術的なこと・体の機能など理論に基づいて訓練をすることでパフォーマンスをアップするために必要になる。
これらが合わさって最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。
どれかひとつが突出していても、競技のパフォーマンスにはなりません。
満遍なく訓練をしていくことが大切になりますが、その時々で優先順位が変わったりするので、現状を把握しながら計画的に訓練していきましょう。
最後にどれだけ鍛えたとしても、体を回復させるための休息を疎かにしてはいけません。