足がむくんでしまい悩んでいる人は多いのですが、セルフケアで対応できるものから病気によってむくんでいるので通院が必要なものまでありので、むくみについて知識をつけていきましょう。
夕方になると足がむくんできて靴がきつい・足がダルイなどの症状は一般的によく知られているもので、むくみ解消グッズもたくさん販売されています。
グッズを使ってむくみを解消していくこともひとつの手段になります。
できればむくんでしまうメカニズムを理解して対策をすることで避けられればなおいいと思います。
足がむくんでしまう理由は大きくわけるとふたつになります。
□心臓から遠い位置にあり、血流が悪くなりやすいこと
□重力の関係で足に水分が溜まりやすいこと
この理由で足がむくんでしまう場合は一時的むくんでいるだけのことが翌日には解消されていることがほとんどなので心配ありません。
なかには病気が原因になって、足がむくんでいることもあります。
主な疾患は肝臓や腎障害に心疾患や下肢静脈瘤などが挙げられます。
□腎不全 腎臓の機能が低下してしまい体内に余計な水分が溜まってしまうことがむくみの原因になります。
□肝不全 肝臓の機能が低下すると、血液のタンパク質不足や血液バランスの異常が生じ、これらもむくみの原因と言われています。
□心不全 心臓は、体内で血液を循環させるポンプの役割を果たします。この機能が低下すると十分に血液を動脈に送ることができず、血液が静脈にうっ滞します。の結果、静脈内の圧力が上昇し、血管の外に水分が漏れ出るため、足のむくみの原因となります。
この他にも疾患はありますが、ここまで紹介したものはむくみがあっても、痛みはありません。
むくみと痛みが同時に存在することもあります。
この場合はうっ滞性皮膚炎・蜂窩織炎・細菌性関節炎などが考えられます。
大半は心配のいらないむくみになります。
なかには紹介した疾患などが原因になっていることもあります。
病院を受診したほうがいい場合は、むくみの他にも症状があったりするので、体に複数感じる時になります。