体の痛みやつらさを日常的に感じていると憂鬱な気分になってくる人がほとんどだと思います。こうなってしまうと楽しんでやっていた趣味などからも遠ざかってしまい無気力になってしまうこともあります。
痛みの感じ方は人によって違いますが、そうならないようにしていきたいですね。
痛みやつらさの改善は、原因になる疾患によっても対応方法は変わります。
今回は比較的多いであろう疾患の頚椎椎間板ヘルニアについて紹介をしていきます。
頚椎椎間板ヘルニアといったら一般の人のイメージは神経を圧迫して痛いといったところではないでしょうか。もしくは、何のことかはよく分からない。
全く知らなくても、問題ありません。むしろ知らないほうが幸せな状況かもしれませんが、ここにたどり着いて読んでいるならば、痛みなどで困っていてどうにかしたいと調べている最中でしょうか。
頚椎椎間板ヘルニアは首の骨と骨の間にある椎間板と呼ばれるゼリー状のクッションがあります。このクッションの中身が飛び出してしまい神経を圧迫して痛みやしびれなどのさまざまな症状を引き起こします。
症状は痛みやしびれがメインになります。日常に影響が出てくることがあるとすると指の細かい動きがやりにくい・できない。たとえばボタンができない・はしが使えない・硬貨をつまめないなどは代表的なものになります。また、腕に力が入らないといったことが起こることもあります。
症状の改善方法として、はじめは保存療法が選択されることが多いです。これの理由は飛び出した椎間板は年月とともに無くなっていくことが分かっているからです。また、画像検査で頚椎椎間板ヘルニアを確認できても100%の原因にならず、症状が全くない人もいることも理由のひとつになります。
もし手術療法を提案された場合は、症状が悪化していて、運動麻痺などが現れている時が多いようです。放っておくと神経が死んでしまい運動麻痺が残ったままになってしまうことが理由にあるようです。
次回は保存療法で治療方法などを紹介します。