花粉症対策④食事編

連日の花粉症の話を続けていますが、本日の内容で一度区切りをつけ明日から違うテーマに移ります。

前回まで触れていなかった食事に関することについて紹介していきます。

花粉症と食事の関係についても色々な研究がされているようですが、解明が出来ている訳ではありません。しかし、花粉に過剰な反応をしてしまう体の体質を改善させるために食事を上手く活用できれば何かしらの効果が見込めると思います。

よく言われていることは抗ヒスタミン作用を持つ食べ物を摂る。なぜこのように言われているのか。花粉症の治療で処方される薬の多くが「抗ヒスタミン薬」だからになります。アレルギー反応を引き起こす物質の分泌を抑える作用があるので症状緩和に役立ちます。そこで食事による方法を取り入れようとなったと思われます。

どのような食べ物(食材)がおすすめか。

□レンコン 抗炎症作用・粘膜保護作用

□玉ねぎ アレルギー症状の抑制

□大根 ヒスタミンの分解を促進

□ふき 免疫機能を正常に保つ

□きくらげ 免疫機能を正常に保つ・アレルギー症状の緩和

□アジ・いわし・サンマなどの青魚 免疫機能を正常に保つ

□ヨーグルト 免疫力の活性化

□ごま アレルギー症状の抑制

□しそ アレルギー症状の抑制

□生姜 免疫力を整える

逆に控えたい食べ物もあります。

□糖類 身体を冷やして血行不良を引き起こしやすく。また、炎症が悪化しやすくなる

□ファーストフード 定期的に摂っていると免疫力を下げ、アレルギー症状が出やすいなる

□アルコール アレルギーの原因物質のヒスタミンを放出しやすくなるのでほどほどにした方がいい。

このような内容は知識として知っておくとよいのではないでしょうか。

食事は毎日のことになるので続けることは簡単ではありませんが、花粉症で苦しんでいる人は実践することによって症状の緩和が期待できます。

健康全般について考えても食事として摂ったほうがいいもの、控えた方がいいものもほぼ一致してきます。

 

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.10.06

    ケガをした時
  2. 2024.10.05

    肩関節周囲炎
  3. 2024.10.04

    低気圧と頭痛
PAGE TOP