ランニングで膝や足の痛みについて話をしていきます。今日は当院の利用者さんと朝のランニングをしていきました。今年に入ったら一緒にランニングをしようと話をすすめていたのですが、体調や日程の関係で今月の最後の日曜日になってしまいました。
一緒にランニングする最大の目的は利用者さんのランニング中の膝の痛みを改善すること。
去年の12月に数回施術をおこない、体の動かした方をチェックした上でアドバイスをして、それ以降はLINEで状況を報告してもらいながら少しずつ修正をして距離にして15㎞前後まで膝に痛みを出さずにランニングできるようになったと聞いていたので、本日はフォームをチェックしながランニングをするといった内容でした。
膝のどこが痛くなっていたのかというと膝の外側になます。ランニングをしている人なら聞いたことがあると思ういわゆるランナー膝と呼ばれる腸脛靭帯炎です。
一般的にこの症状が出てしまう時はランニングフォームに問題があることが多く、足を地面に着く時は体の真下にもってきて重心の移動によって足が回転をしていくので前に進むにあたりブレーキがかからずに済むのですが、この動きが上手くいかずに足が体の前で地面に着いてしまい一歩一歩が前に進むまないようにブレーキをかけてしまっていることが多く、前に進むたびに足でブレーキをその都度かける状態になっているので膝に衝撃が蓄積されてしまい筋肉がその衝撃に耐えられなくなると痛みが出てしまいます。
このような内容はYouTubeやスマホ・PCで検索をし、調べれば情報として得ることは可能なのでもちろん利用者さんも知識として頭に入っていて、ご自身でもこの点は意識していたが結果がついてこない。このような事はよくあります。また、基本的な情報は誰が言っても同じで表現の違いがあったとしても内容は同じです。
ただ、体を動かす人はそれぞれ体に違いがあるので同じ動きを目指しても過程が変わることは普通にあることなので情報を得て改善に至らない時は少なくとも一度は専門家に相談することをおすすめします。個別に対応するにはマンツーマンで確認す必要が強いからです。