検査機器の違い

日常生活やスポーツ・交通事故などで身体に強い衝撃を受けたり、手や足首などの関節を捻ったりしてしまった時、身体の組織に異常がないか確認するために色々な検査機器があります。誰しもが頭に思い浮かぶ検査機器といったらレントゲンとなる人が一番多いのではないでしょうか。

器質的損傷の有無を確認するのに画像検査は有効になります。ここで間違えてはならいことは機序や症状から疾患を予測して確認することで画像検査が役に立つということです。やみくもに画像を撮り異常をみつけるものではないということです。

検査機器にはどんなものがあるのか。

□超音波画像診断装置 超音波を体内に送って反射波を受診し画像を作り出します。放射線を使わないので被ばくの恐れ全くありまりません。局所を観察することとリアルタイムの状況を観察できることがメリットになります。全体像を把握するには適していませんん。

□レントゲン 圧倒的に利便性がいいことが挙げられます。これは撮影時間が1〜2秒と短く、寝ても座っても撮影できる。それなりの大きさですがポータブルもある。

□CT X線を使って体を輪切りし、その情報をコンピューターで立体的に構築します。一度に広範囲の場所を撮影でき、精密な情報を得ることが出来ます。X線を使用するため被ばくの恐れがゼロではないこと。また、5〜10分くらい真上を向いたままじっと寝ていないといけいない。

□MRI 磁気と電磁波を用いて体のあらゆる部分を撮影することができる。X線を使用しないので被ばくする恐れはありません。狭い範囲ではあるが精密な情報を得ることが出来る。撮影に20〜50分くらい時間がかかり狭い空間に入っている必要があるのはデメリットになります。

それぞれこのような特徴があります。精密に観察できると聞いてしまうとその機器が一番優秀に感じてしまいすが、観察したものによって得手不得手があるので、適した物を選択をする必要があります。

そこは専門家に判断をゆだねましょう。

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