当院のある場所が横浜マラソンのコースに近いからなのか。マラソンをしていて体を痛めしまい相談する人が少なくありません。マラソンで痛めやすい箇所は下半身になります。その中でも多いのは膝になります。まずは痛めやすいタイミングも考えていきたいと思います。
マラソン・ジョギングのいいところは個人のタイミングだけでほとんど場所を選ばずに出来ることだと思います。だから、朝派・昼派・夜派とメインで行う時間帯は人によって違います。ある意味、時間にしばられないで続けやすいことは魅力なので走っている人口も多い理由のひとつだろう思います。また、走るレベルも幅広いです。
このようなことも加味していくと痛めやすいタイミングがおおよそ分類していくことが可能になります。ケガにつながりやすいタイミングは
□始めたばかり人 ランニングを始めたばかり、再開したばかりの人は走っている時の筋肉にかかる衝撃に耐えるだけの筋肉の体力がたりないので痛みになってしまう。ここで無理に続けるとケガに移行しやすい。
□ランニング量が多すぎる 走るための筋肉の体力もある程度ついてきて、距離も稼げるようになってくると体をリカバリーする時間も必要になってくる。しかし、リカバリーする時間が足りないで次のランニングを行うループに入ってしまい結果オーバーユースになってしまう。
□ランニングフォームを変更した時 ランニングの向上のために以前とフォームを変えていくこともあります。このタイミングは使いたい筋肉を上手く動かせない・今まで使っていなかった筋肉を刺激するようになるなど今までになかった刺激が入るので場合によっては一時的痛みが出ることやケガにつながってしまう可能性もあります。
初心者・中級者・上級者の全ての人達に共通するのはいきなりケガになるというよりは違和感や一時的な痛みを経由してケガにつながっていくことが多いということです。それが疲労の蓄積や準備不足など色々な要因が考えられのでケガをしないように早い段階で修正をしていきましょう。