ストレッチと健康②

ストレッチの話を続けていきます。ストレッチをする目的は人によって様々だと思います。肩こりや腰痛など痛みを改善していくため・スポーツのパフォーマンスアップにするなどあります。

ストレッチをする事によって硬くなっている筋肉を柔らかい筋肉に変化をさせていくのですが、ストレッチの方法は前回もお伝えしたように静的ストレッチと動的ストレッチがあります。やり方に種類があることがわかると思います。

ストレッチを続けていくと筋肉が柔らかくなるので、体が柔らかくなったと表現をすることが多いのですが、ここにも種類があり、静的柔軟性と動的柔軟性に分けられます。

□静的柔軟性 この柔軟性は筋肉をゆっくりと伸ばしていくやり方。立位体前屈・開脚前屈など

□動的柔軟性 動いている中で関節の稼働が大きくなること。イメージしやすい競技はバレエやダンスなどでは特に役にたつ。

このふたつを見ていくとスポーツのパフォーマンスアップのためにと考えているのならば動的柔軟性がより大切になっていくと考えられます。スポーツはもともと体を動かすものなので動きのない中でいくら柔軟性があっても実践では役立ちにくいことが挙げられます。また、肩こりや腰痛も動きの中で気になる症状が現れるのなら、動的柔軟性が必要と考えられます。

じっとしていてもつらい肩こりや腰痛などについては静的柔軟性をアップしておくと症状の改善につながりやすいです。

このような感じでストレッチをのやり方にも、体の柔軟性にも種類があるので何を目的にストレッチを行うのか。ここが重要になります。ストレッチを行うということは筋肉の柔軟性・関節可動域のアップを目指している人が多いのは当然だと思います。この点で気をつける事は柔軟性も過度になると体にとってマイナスに働くことがあります。理解しやすい例は可動が良くなりすぎて本来は負担がかからない筋肉に負担が掛かってしまうことで痛みが出てしまうので動きを抑える必要もあります。

体の柔軟性もケースにより必要な条件が変わることを覚えおきましょう。もし、基準がわからなければ専門家に相談することをおすすめします。

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  1. 2024.04.30

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