体の痛みの話になると必ずと言っていいほど出てくる言葉は肩が痛い・腰が痛い・膝が痛い。この3つは誰かしらが言うと思います。健康関連の特集番組や雑誌を見ても選ばれていることが多いです。ここで「そうそう」と分かる人はご自身も同じ部位に痛みを感じているのではないでしょうか。
痛みを感じている時に考えることは傷みを解消したいといたってシンプルなことだと思います。だからこそ「○○すると痛みが解消」などのキャッチフレーズが増えてきます。これは純粋にニーズがあるからです。実際の効果はどうでしょうか。痛みが取れる人もいれば、痛みが変わらない人もいるということです。
なぜ、そのようなことが起きるのか。痛みの原因とマッチしていなかったというこです。
痛みを改善するにあたりに大切なことは、急性痛or慢性痛のどちらなのか。同じ痛いでも体の組織に損傷をきたしている時とどんなに検査をしたとしても体の組織に損傷が見当たらない場合があります。このふたつを比べるとあきらかに違うことが分かります。組織の損傷の有無によってアプローチの方法が全く違うものになります。
だからこそ、今、感じている痛みがどの種類に入るのかを把握する必要が出てきます。簡単に振り分けるとケガをした時から時間がさほど経っていない状態orこれといって思い当たるふしがないが痛みに波を感じる
前者の時は組織に損傷を起こしていることがほとんどなので痛みを取り除いていくには損傷を回復させるための方法を取っていくことは痛みの感じ方に差はあっても治療の考え方は基本的に損傷を回復させることが第一選択になります。
後者の時は痛みを発するきっかけが人の数だけ存在するといっても過言ではありません。何をすればいいといった方程式は成り立ちません。だからこそ世の中に無数の改善方法が存在します。効果ある人ない人がいますがたとえ万人に通用しなかったとしても効果があった人いるということになります。あたなにとっての最善の方法を探すことになります。