ギックリ腰①

腰の痛みには急に痛くなってしまう急性腰痛と日頃から痛みを感じている慢性腰痛があります。今回は急性腰痛の中でもギックリ腰について紹介をしていきます。

突然ですが急に腰が痛くなる場面を想像するとどんなシーンが思い浮かびますか。突然、腰の痛みを経験したことがある人は重い物持ったり持ち上げる瞬間や腰をかがめた瞬間に動きが一瞬止まるような感じでグキっとなり動けなくなってしまうシーンを思い浮かべるのではないでしょうか。いわゆるギックリ腰になってしまった時のワンシーンになります。このように明確な場面がなく原因が思い当たらないこともあります。

症状は人によって大きな差があるのも特徴のひとつになります。動作を起こす時に痛みが走り普段通りに動けないことがメインの症状になります。次のような状態になる人が多いです。

□歩行困難

□姿勢を変えることに苦労する

□腰に力を入れると強い痛みが出る

細かく分けていくと具体例はもっとありますが、上記のどれかにあたはまってきます。

痛みに対してのどのような対処をしていくのか。

ギックリ腰になってしまった時は痛みを出している場所で筋肉が炎症を起こしています。まずは炎症が回復しやすいように腰の筋肉に負担をかけないようにしましょう。つまり、痛みを感じないもしくは感じにくい姿勢になり安静を保つようにします。

ここからの行動は大きくふたつのパターンに分かれると考えています。それは早く回復させる方向なのか出来るだけ痛みを感じないようにして多少時間をかけても構わないとするか。言い換えると温めるor冷やすのどちらが良いのということです。

一番初めの初期の段階では痛みを抑えるという意味で冷やすことをおすすめします。しかし、長い間冷やし続けると患部を回復させるために血流をよくしたいはずなのに真逆の行動をすることになります。じっとしていジンジンするような痛みがなければ温めることをした方が回復は早くなる可能性が高くなるので、痛みとの兼ね合いで決められるとベストだと思います。

診療時間

お越しの際は

横浜市中区本牧町2丁目284-16
【アクセス】
JR線「山手」駅より徒歩17分
JR線「石川町」駅よりバス10分
【お車でお越しの場合】
当院前の本牧通り
11:00~15:00まで駐車可です。
 

院長のヒトリゴト

  1. 2024.11.21

    筋肉の役割
  2. 2024.11.20

    痛みは難しい
PAGE TOP