睡眠の役割

前回は疲労の話から疲労回復をする為に睡眠が大切ですよということを少しだけお伝えしました。そこで今回は睡眠役割などについて紹介をしていきます。

今の時代は生活スタイルも様々ですが人は基本的には太陽が出ている明るい時に活動をして太陽が沈んで暗くなると睡眠を取るサイクルで動きます。

この睡眠をとる役割とは何かを見ていきましょう。頭に思い浮かびやすのは体に休息を与えることだと思います。もちろん他にもあります。それでは役割を整理していきます。

□エネルギーの温存 電気がなかった時は夜に行動することが非効率なエネルギーの使い方だったので寝ている時はエネルギーの節約をするため備わった機能と言われているようです。

□食欲低下と体重管理 睡眠不足になると空腹ホルモンのグレリンが増えて食べ過ぎて体重増加につながりやすくなります。また、睡眠不足が連続5日以上続くと肥満・2型糖尿病・メタボリックシンドロームのリスクが高くなるといわれています。睡眠を取ることで空腹ホルモンが増えすぎることを防ぎます。

□適切な血糖値の管理 寝ているとエネルギーの効率が良くなるので少ない量のインスリンで十分に血糖値を管理できます。

□生活習慣病などの病気の予防 関連性がはっきりとわかっていませんが、睡眠時間が短いと高血圧・脳卒中・心筋梗塞などのリスクが高くなると言われています。

□体の臓器や細胞の修復 運動・ケガ・病気などによって体が受けたダメージを修復する役目を担っています。睡眠中に体を修復する事を「修復説」といいます。筋肉の修復・ホルモンの分泌・タンパク質の合成・組織や臓器の修復成長などが寝ている間に行われます。

□免疫力アップ ウィルスや細菌などに対抗するたんぱく質を作り出すために睡眠が必要。これが免疫力アップにつながる。

□脳・心・感情の機能の維持 活動している時間で疲労した脳を寝ている間に回復させて脳の機能が働きやすいようにする。心や感情も脳の一部が機能しています。

睡眠のすべては分かっていませんがここで紹介したように分かっていることもあります。

 

 

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