走っていたら膝の内側が痛い

前回は膝の外側の痛みランナー膝について紹介をしてきました。ここ数回はランニング・マラソンで痛めやすい膝にフォーカスをしてきています。膝が痛むと走ることが出来なくなってしまうので症状や予防に治療方法の知識をつけていきましょう。今回は膝の内側の鵞足炎について紹介をしていきます。

鵞足炎と聞いてピンとくる人はどれくらいいるでしょうか。そこまで多くはいないと思います。

症状として膝の内側から膝下あたりに痛みを感じます。膝の曲げ伸ばしをした時に痛みを感じる人が多くじっとしている時は比較的痛みを感じません。状態が酷くなると痛みの出ている部位に熱や腫れも伴うことがあります。

スポーツをしている人に起きやすいです。しかし、日常での歩き方によってもなります。原因として考えられることは主に膝の曲げ伸ばしを余計な負荷がかかった状態で繰り返すと鵞足と呼ばれる縫工筋・薄筋・半腱様筋の重なり合う場所で炎症を起こし痛みにつながります。靴が足にあっていないこともよくあります。

予防として出来ることは筋肉に柔軟性を持たせることで膝の曲げ伸ばしの時に起きる摩擦を減らしていくと予防効果が見込めます。やり方としてストレッチをする・セルフマッサージをする患部を温め血行をよくし疲労ため込まないなど、また、クッション性の高いシューズを利用すると膝への衝撃を吸収してくれるのこちらも予防効果を見込めます。ご自身で判断することは難しいですが、膝が内側に入るクセが強かったりするとこれも痛める要因になるので膝の動かしたを少し変えられるといいと思います。

痛めないように準備を怠らないことが一番大切なだと思いますが。それでも痛くなってしまった場合は早く治療を始めた方が回復しやすいです。

まずは安静にしてこれ以上痛みが強くならないようにしましょう。その後は膝の状態に合わせてシップなど利用したり、施術を受けたりすこともいいと思います。

数日様子をみても痛みが減っていかないと感じたら早めに専門家に相談しましょう。

 

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