たまたま保育園に関する記事を見かけたの読んでみる事にした。内容は定員がすぐ埋まってしまう人気の保育園を支えているのは保育士のブラックな環境なので保育士が疲弊してしまうとしわ寄せが園児にいってしまうので配置基準や研修制度を見直したり整備したりすること。そして、専門性のいる仕事なのに低賃金な事が問題だということだ。
このような話は今回の記事以外からも似たような内容を聞くことは少なくない。確かに待遇を良くしていくことが大切なのは最もな事だと思う。では待遇をよくするとは具体体的にどのような事がかんがえられるのか。
□賃金をあげる
□保育士の人数を増やす
□園のシステムを見直す
などが挙げられると思う。
単純にどれを実行するしてもお金が必要ですよねという話につながる。
このような話題はコメント数も多く盛り上がっている感じが強い。全部のコメントを見てはいないが国の制度で補助金が適切に分配されていないケースもあるようだが、原理原則だけを考えていくなら園自体の売り上げが増えないと給与に振り分ける事は不可能。
そうすると利用者さんに増額をお願いするか。公的機関が補助金を増やすのかといったことになるが、どちらにせよ払う金額も増えますとなった時に払う側が気持ちよくいいですよと言えるのかといえば怪しいと感じざるえない。
これは保育園に限った話ではなく、小売り・サービス業などすべての業種にあてはまることだと思っている。特に人の手がかかる保育園・幼稚園・介護関係は常識的に考えても安い金額で出来るはずがないのだが利用する側になると途端に財布のひもがきつくなる人が多くなる。
給与が上げようと思ったら製品やサービスにしても現在よりも高い金額になっていくことが健全なのに消費者になった途端に値上げの話があると反対し、値下げで利益幅が減少して給与がアップしなけば不満を言うこの思考を変えていかなければ誰かのせいにするループから抜け出すことは無理だろう。
給料上げるために気持ちよく消費して経済を回すループに思考の変化が必要だと思う。