昨日と今日はWBCで盛り上がっている人がまわりに沢山います。野球の視聴率は下がってきていてプロ野球の地上波での放送がなくなり数年がたちますがWBCは予選から視聴率が40%を超えているようです。野球に限らず国際大会になると注目されます。
今回のWBCの情報を見ている中でいくつか気が付いた事を紹介します。
今日のアメリカとの決勝戦は平日の午前中だったので視聴率を調べても見つかりませんでしたが、SNSでは大いに盛り上がっているのでかなり良かったのではと予想しています。数字から見た時に視聴率40%を超えてくるコンテンツは多くあるものではありません。だからこそ、この数字が騒がれているのですが40%に焦点を当てた時に半分以上の人は見ていない事になります。そうすると興味のない人もかなり人数がいると考えられ、同じ事柄でも見る視点を少しずらすだけで見え方がかわってきます。
また、国際大会になると観る人が必然的に増えるのでラグビーやサッカーのワールドカップの時はにわかファンなる言葉も出てきて何かと騒がしくなっていたのですが、今回のWBCについてはにわかファンがどうのこうのっていう話題はワールドカップの時と比較すると圧倒的に聞かないがどうしてなんだろうと不思議に思う。
そして、日本で全く馴染みのないメジャーリーガーが代表に選出されたが否定的な意見は目にせず肯定的な意見ばかりが目に入ってきた。ラグビーの時はどちらかというと多国籍のチームだったのでそれを理由に応援したくないという声もきたのだが、わりと保守的なイメージがある野球ではそのような事がなかったようだ。
個人的な感覚としてはにわかファンや国籍のことが議論されているとくだらないと感じてしまうので、このことは良かったと思う。問題は別にあり、競技ごとに対応が変わっていく国民性なのか。それともメディアの取り扱い方ひとつでいくらでも国民の方向性を操ること簡単なのか。
頭の体操として興味のある事から少し見方を変えると新しい発見ができるかもしれません。