変化を感じる事は差があるということ

整骨院や治療院など利用する時は少なからず体に痛みや違和感を感じていてそれを改善するためや予防を目的にしていると思います。

利用頻度は人により様々ですが、継続して利用する人は施術を受けたり、運動指導を受けたりする中で施術やセッションを受ける前と比べて何か変化を感じている人が大多数だと思います。この場合はポジティブな変化が起きているのだろうと想像できます。単発でネガティブな変化が起きたとしてもトータルで考えた時にプラスになっていなければさすがに続ける人はいないと思うからです。

この変化を感じる事は差があるということです。これは痛みを改善していく上ですごく重要な要素になります。

世の中で起きているすべての事は差があるから様々な事象を認識する事ができます。抽象的な話だと分かりにくいので具体例をいくつか挙げながら痛みと繋げていきます。

例えば台風の時に風が吹いています。なぜ風が吹くのかというと高気圧と低気圧があり気圧の差があるので高気圧から低気圧に空気が流れ風になります。これが高気圧だけ・低気圧だけだと動きようがないので無風になります。また、坂の途中でボールを手で置くと低い方へ転がっていきます。これは高低差があるからです。高低差のない平らな場所にボールを置いたら動く事はありません。このように差があるので違いが生まれます。

これを体で起きる変化で考えてみましょう。

体に痛みを感じるということは、痛くない状態を知っているので痛みの概念ができます。もし、痛みを感じている状態しか知らなかったら理屈でいえば痛い概念が存在しなくなるので今感じる事が出来る痛みは標準の感覚になります。

これが何に役立つのかというと痛みを改善するための施術を受けてすぐに痛みが完全に消失すれば問題ありませんが実際は段階を追って痛みが減少していく事がほとんどになります。想像よりも痛みの期間が長くなると痛みの中で減ってきている痛みと当初の痛みが混同しがちになってしまうことを防げるようになります。

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