股関節の外側(太ももの外側)が痛い ケア編

前回は太ももの外側(股間節の外側)痛みの概要を紹介しました。ウォーキングやランニングなど運動によって繰り返し筋肉を使うことで痛めてしまいますという内容でした。

運動をして疲れが体に溜まること自体は自然現象になるので良いも悪いもなくそういうものだと認識していれば問題ありません。

大切な事は疲労した体の対処の仕方になります。運動後に疲労が取れやすくするための適切なセルフケアが出来ているかが鍵になってきます。現在は情報も手に入りやすく知識としては運動の前後でウォームアップ・クールダウンを行っている方も多い印象ですが(行っていない方はまずここからはじめましょう。)人によって重点的に行うポイントは変わってきます。難しいことは言っていませんが意外と抜けやすい内容になります。

今回は大腿筋膜張筋に対してのセルフケアなどを紹介していきます。

まずは筋肉のイメージを持ちましょう。

前回も説明しましたが大腿筋膜張筋と腸脛靭帯は合わせてひとつの組織だと思って下さい。運動後は疲労によって筋肉が硬くなっています。このまま放置しているとその積み重ねにより筋肉の柔軟性が失われていきます。その結果、痛みにつながりやすくなります。

□ストレッチ 色々と紹介されていますがストレッチする事が難しい場所だと個人的に感じているので形だけマネをして出来ているつもりになるならば行わずにセルフマッサージをする方が効果を実感できると思います。ちなみストレッチの一例です。

□温めてセルフマッサージ 太ももの外側をホッカイロや蒸しタオルで温めた後でベビーオイルやハンドクリームなどを使い大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の場所を手のひらの手首よりを軽く押し当て滑らしていく。刺激の入りやすい場所なので力加減は気持ち良い程度に調節して下さい。

□体の癖を知る 体の使い方が太ももの外側に負担をかけやすい足の運び方をしていたら筋肉に対してケアをしていても同じ事の繰り返しになります。悪くなる前に対策を打つ必要もあります。しかし、自分の癖は気が付いている事と気が付いていない事があるので体の専門家に相談をするといいのではないでしょうか。

参考になればうれしいです。

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  1. 2024.11.30

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