走っていたら膝が痛くなった②

前回はランナー膝について知識を紹介しました。痛みの改善方法については全く触れていないので今回は施術方法やセルフケアについて紹介していきます。

セルフケアは違和感や痛みの有無に関わらず行うことをおすすめします。

□ウォームアップ 体をしっかりと動かせる状態にする準備になります。疲労と感じない程度に体を軽く動かし血流を良くし体温を上げます。筋肉や腱などスムーズに動くようになります。特にケガの既往がある部位など入念におこないましょう。

□クールダウン 体の疲労回復のために行います。運動をした後は心臓の鼓動は早くなっているので急に運動をやめると心臓に負担が掛かるため徐々に活動量を落としす目的と疲労物質といわれている乳酸を取る目的もあります。運動後に5分程度ウォーキングをする。その流れでストレッチを行うと効果的です。特にふとももやふくらはぎなど下肢を中心に行いましょう。

セルフケアをしていても違和感や痛みが解消されなかったりした時は安静にして様子を見る。もしくは専門家に相談をしてみましょう。

ランナー膝に効果的な施術のひとつとして当院では筋膜リリースを行うことが多いです。何を行うのかというと繰り返しの運動によって筋膜繊維に乱れが生じます。乱れとは筋肉と筋膜繊維の癒着を指し、この癒着があると運動をする時に本来は必要のない摩擦抵抗が筋肉や腱などに発生します。癒着を解放して滑らかな動きを取り戻す事で痛みの早期軽減につながります。器具を用いた施術になります。

繰り返す痛みがある時は対処的に改善できたとしても何かしら機械的刺激が患部に加わって誘発するスパイラルから抜け出せていません。体の使い方をチェックし、筋力の足りない部分を強化・使えていない筋力の活性化・アライメント調整などを行います。

ランニングフォームなどは個性があるので、このチェックは万人共通なことからその人にしか通用しないことまで幅が広がります。

お困り時は相談をしてください。

 

 

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