ケガをしたらどこで診てもらう②

ここ数日ケガについての話が続いています。ここまでは病院やクリニックを受診したほうがいいケースを紹介してきましたが、頻繁に起こることではありません。

特に大きなケガになる骨折・脱臼などが思い浮かびますが、経験しない人も大勢います。これらは注意することで回避できることもある反面、不可抗力的に起きてしまうこともあるので知識として頭に入れておいて損はありません。

身近に起きやすいケガにはどのようなものがあるのか。

体の一部をどこかにぶつけてしまう打撲や歩いている時に少し踏み損ねて足首を軽く捻ったりしてしまうなど、ちょっと痛いけど放っておいてもいいのかなと悩んでしまう時があると思います。実際放っておいて痛みも自然と治ってしまうことも多いです。良くも悪くもこのような経験はほとんどの人にあるでしょう。

ここに落とし穴があったりします。痛みの度合いだけ判断することデメリットを紹介していきます。

先ほども記載したように、痛みの感じ方が弱い時は放っておいても治っていくと経験的に知っていますが具体的にその痛みの感じ方や痛み場所・増悪の仕方など言葉で整理して人に伝えることが明確に出来ていてその基準から外れていると放っておいてはならないと分かっていれば何も問題ありません。

しかし、経験的・感覚的のみで判断している場合は、実は器質的損傷があり適切に対応しなければならいことがあります。

このような時はケガした本人も酷くはないだろうと感じているので病院やクリニックにいく必要はないと判断し、数日経っても痛みがすっきりしないということで整骨院や治療院に行ってみたら骨折の疑いがありますよというケースが度々あります。また、頭をうってしまった場合は、その時に何も症状がなくても数週間後に症状が出ることもあるので受診をし状態をチェックしておくといいでしょう。

ケガをした時におおげさに心配する必要はありませんが、判断に少しでも迷いが生じた時は専門家に相談するようにしましょう。

 

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