吸玉やカッピングについて

吸玉・カッピングと聞いて何をいっているのか分かる人は民間療法と呼ばれるものや健康関連の情報に興味がある人が多いでしょう。

一般的に目にすることは少ないと思いますが、TVだと水泳選手の背中に赤黒いあざのようなものが記憶に残っている人もいるかもしれません。オリンピックの時は選手の間で流行っていた気がします。この痕は「瘀血(おけつ)」と呼ばれる身体の奥にある汚れのたまった血液が皮膚の表面にひきあがってきたものと言われているようです。

この方法で期待していることは血流の促進になるようです。

似たような方法ではカッサやグラストンなど器具を使用するものがありますが、こちらは体の内部を傷つけることによって体の回復機能を利用すると言われています。やはり、赤黒いあざのようなものが出来たりします。

使用する器具が違っても体は似たような反応を示すので大きな違いはないと考えられます。

効果が期待できることは筋肉の固さの改善や可動域アップ・代謝促進などになります。

気をつけたいことは痕が体に残りやすいので、肌を出すことや試合などの直前でおこなうことは控えた方がいいのかなと思います。見た目やの問題はきにしない人はいいと思いますが痕がつくということは少なくとも体の組織が傷ついていることなのでパフォーマンスに影響するかもしれません。このあたりのことは逆算して日程に余裕をもってうけましょう。

効果の有無について色々と言われているようですが、体の不調などの改善や可動域アップなどの体験談もたくさんあり定期的に行っている人もいるようです。一方で根拠になる報告は見つけられないでいます。

どんな方法でもリラクゼーション効果は人の好みで得られるので吸い玉の刺激を気持ちよく受け入れることができればそこから副次的効果は期待できると思います。

人の相性があるように施術にも相性があります。基本的に一回施術を受けたからといって害になることはほとんどないと思います。気になる方一度試してみてもいいのではないでしょうか。

 

 

 

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