首が痛くなった時にむちうち症といわれることがあります。
交通事故や転倒・ライブで首を振るなどした時に首に力が加わり前後に鞭ののようにしなり起きる外傷になります。むちうち症は頚部外傷の局所的な症状の総称になります。医学用語としては「頚部外傷症候群」や「頸椎捻挫」になります。
むちうち症を調べるとほとんどが交通事故に絡んだ話になっています。原因が交通事故によるものが多いからだと思います。
むちうち症のよくある症状
□頭痛
□めまい
□吐き気
□耳鳴り
□だるさ
□首の痛み
□肩・背中の張り
□足・指先のマヒ
など
どんな傷病名があるか
□頚部捻挫・外傷性頚部症候群 筋・筋膜・神経根・靭帯などの組織に損傷や微細な損傷が痛みにつながっている。
□バレリュー症候群 頚部の損傷に伴って発生する自律神経の症状。
□神経根型症状 分節性の神経根障害
□脊髄症状型 中枢神経の障害
□脳脊髄液減少症 髄液は脳と脊髄のまわりを満たす液が少なくなること
いわゆる「むちうち症」と呼ばれるには交通事故や転倒などのきっかけがあるのですが、きっかけが起きた直後から症状が出るのかというと必ずしもそうではなく時間が経過してから症状が出てくる事も多くあります。
おおよそ半数以上は6時間以内に症状が出てきます。残りは症状が出るまで数日かかることもあります。
症状を改善していくために整形外科や整骨院を選択しご自身が納得した上で治療や施術を受けることは何も問題ありませんが、交通事故に関しては必ずドクターに診てもらいましょう。
交通事故の時は賠償問題も絡んでくるので最初は整形外科でドクターに診てもらい評価をしてもらいます。整骨院での施術は治療行為とは評価されにくいこと。また、症状が改善せず症状固定となる時に後遺障害の認定を考えた時にやはりドクターに書いてもらうことになります。
むちうち症になってしまった時は症状を改善するための方法・原因に応じての対応方法を知っておくといいと思います。