歩くのが遅くなった

超高齢社会に突入している日本ですが、高齢者の割合が高くなるとどんな問題があるか。世界的にみても現在の日本の状況は経験をしたことがありません。

つまり、日本がこれから経験していく事は世界で初めてのことばかりになります。

過去の制度や現状の制度ではおそらく上手くいかないだろうとほぼすべての人が感じているのではなうでしょうか。特に医療・福祉の問題はだれにでも突然おそいかかってくる可能性があります。その時に適切なサービスをスムーズに受けることができるか。正直わかりません。

困った時に医療・福祉のサービスをいつでも受けられる環境を整えておくことは大切で、行政に頑張ってもらいたいのですが、需要と供給のバランスを考えると現時点ではサービスからあふれてしまう人は一定数はいるのでは思います。

そんな時に行政を批判してその後いい方向に変わっていったとしても、その瞬間、困っていた人の問題は解決される訳ではありません。

できるだけ困らないようにするためには、日ごろから、体を動かして体力作りをしたり、栄養のバランスを考えた食事を摂ったりして、健康寿命を延ばす努力をしていくことになります。

日常生活の中でよほど具合が悪くない限り体力が落ちていると感じる事はないと思います。

体力が維持できているor体力が落ちてきているorたまたま調子が悪い

などを判断するためには普段から体を動かしていることが大切になります。体を動かすとは歩くことや家事で十分です。もちろん趣味でサークルやスポーツクラブを利用することもいいと思います。そうしないと判断基準がなくなってしまうからです。

体を毎日もしくは一定のリズムで動かす習慣ができるとご自身の現在地がはっきりします。すくなくとも習慣で体を動かしていること維持できれば健康寿命は確実に延びます。

これから運動を始めようと考えている人は基準が出来てくるのは先になるので、現在の目安になるものをしょうかいします。

□片足立ち 片方の足を床から5㎝あげたちます。目標は60秒ですが15秒以下だと体力が低下している可能性があります。

□歩行速度のテスト 0.8m/秒以下だと体力が低下している可能性があります。

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