健康を目的にしたり、痛みの改善をする為にセルフケアを行っている人や行い始めた人にやらなければならいと思っている人も皆さん同じようにセルフケアが重要だと感じているからこそ、このことに目が向きます。
セルフケアとは自分自身をケアすること。自分自身を世話するということです。
言葉自体はリハビリテーションや看護で使われる意味とメンタル面で使われる場面があります。どちらが馴染みがあるかと言うと生活環境によってしっくりとくる意味は人によって変わってくると思います。
当院では中高年の方からこんな話をよく聞きます。健康で長生きをしたい。コミュニケーションを取っていく中でこの言葉の意味は自分のことは自分で出来ていたいと言う思いが共通しているように感じ取れます。
ここでのセルフケアは健康を維持する為に、日々、行えることを紹介していきます。
健康という言葉の意味をあらためみていきます。
健康の概念も使用する場面によって言い回しに多少の違いはあります。
日常生活を送るために必要な最低限度の身体と精神の両面の条件が十分に満たされている状態(日本大百科全書)と言う文が冒頭に紹介されています。
やはり、身体面と精神面の充実と社会性は重要になります。この3つはフレイルでも言われています。
当院では身体面での相談が多いのでこちらに役立つ話になります。
身体面で大切な事は身体を動かせる事・痛みがないもしくは痛みを感じても日常生活に支障がない。
この2つを達成できると自分の身の回りの事を自分でできるので多くの方の目標の1つをかなえる事が可能になります。
その為には、身体を動かして筋肉の衰えを緩やかにしていく必要があります。運動能力は一定の年齢を過ぎると徐々に落ちていくと言われいます。維持に必要なことは、ウォーキングや体操などの有酸素運動や筋力トレーニングなどの無酸素運動を無理なく継続することです。
また、身体の維持には食事も大切になります。栄養バランスを考えたり、暴飲暴食を避ける事も必要になります。